名人位目指し熱戦 オールジャパンパッチ選手権
【陸別】第26回日産カップオールジャパンパッチ選手権大会in陸別(実行委員会主催、日産自動車、十勝毎日新聞社、陸別パッチクラブ共催)が20日午前10時から、町タウンホールで開かれた。選手たちは最高位の「名人位」を目指し、「バシッ」という音を響かせながら熱戦を繰り広げた。
道外からも含め20歳以上の男女100人が出場。町木のシラカバを輪切りにした特製競技盤を使用し、パッチ(メンコ)を盤上から落とす「オトシ」と裏返す「オコシ」で勝負。予選、本戦を勝ち抜いた勝者と、前大会上位者による名人位決定戦で争った。
開会式では山本和典実行委員長が「どんな名ドラマが生まれるか楽しみ。頂点を目指し頑張って」とあいさつ。金澤紘一町長が「メンタルが大きく左右するスポーツ。大いに実力を発揮して」と激励し、本田学町観光協会長がコミッショナー宣言を行った。
3回目の出場という神奈川県の会社員伊藤利幸さん(51)は「名人位決定戦まで進み、いけるところまでいきたい」と気合十分だった。(菊池宗矩)