冬の夜空彩る 氷まつり会場で勝毎花火ショー「雪原の火祭り」
十勝毎日新聞社主催のWINTER HANABI SHOW「雪原の火祭り」が1日午後6時から、「第51回おびひろ氷まつり」会場の帯広市緑ケ丘公園で開かれた。約1000発の花火と音楽、照明が融合し、澄んだ冬の夜空を鮮やかに彩った。
コンピューター制御のデジタルリンク花火を駆使した氷まつり恒例の花火ショー。人気漫画「銀の匙(さじ)Silver Spoon」をテーマに製作された同社の大氷雪像がライトアップされる中、レーザー光線も加わり、色とりどりの花火と照明が“共演”した。
フィナーレでは、音楽と共に金色の「錦冠(にしきかむろ)」が夜空を覆い尽くし、来場者の興奮も最高潮に。市内の主婦真貝(しんかい)真樹さん(43)は「何色もの大きな花火が見られて最高だった」と笑顔を見せ、息子の一世ちゃん(3)も「バナナの形に見えた花火があってすごくきれいだったよ」と喜んでいた。(小縣大輝)