バファローズ片山投手が音更に里帰り 来期の活躍誓う
【音更】音更町出身でプロ野球オリックス・バファローズの片山楽生(らいく)投手(23)=NTT東日本-白樺学園高、音更共栄中、音更柳町小出=が5日、小野信次音更町長、福地隆教育長を表敬訪問し、ルーキーイヤーの今シーズンを振り返り、年男となる来シーズンのさらなる飛躍を誓った。(内形勝也)
片山投手は、今季21試合に登板し、1勝1セーブ1ホールドポイント(HP)で、防御率は2・10だった。4月16日に埼玉西武ライオンズ戦にプロ初登板。同21日に登録抹消を経て、6月10日に1軍に再昇格した。8月1日の北海道日本ハムファイターズ戦で8回から登板し、2イニング31球を投げて初勝利を挙げた。11月下旬には、年俸1600万円(推定)で契約更改した。
今シーズンを振り返り、「はいつくばってでも食らいついていった感じだった。『1軍で活躍したい』という気持ちが自分を突き動かしていた。成長できた一年だった」と胸を張った。来シーズンに向け、「今シーズンの中継ぎの立ち位置に満足せず、先発ローテーションを任せてもらえるようレベルを上げていきたい」と飛躍を誓った。
小野町長、福地教育長から「プロの世界で活躍する姿は音更町の希望。けがなく、活躍を期待している」と激励を受け、実際に着用したホーム用ユニホームと球団の野球帽を町に寄贈した。
また、今秋のドラフト会議で中日ドラゴンズから4位指名を受け、11月に同球団と仮契約を結んだ音更町出身の能戸輝夢(きらむ)外野手(18)=茨城・明秀日立高-音更緑南中-音更木野東小出=に対し、プロ野球の先輩として、「上を目指して頑張ってほしい」とエールを送った。
バファローズ片山投手が音更に里帰り 来期の活躍誓う












