音更の児童と北見の児童が大豆学習で交流
【音更】音更小学校(舘田真校長)の3年生(58人)と、北見市内の北見三輪小学校(加藤弘一校長)の4年生(89人)が14日、食育授業の一環で、大豆学習による交流を行った。
地域の基幹産業である農業について学習した両校の児童らが、学びの発表を通して交流し、互いに郷土愛を深めることにつなげることを目的に実施。両校をオンラインでつなぎ、発表した。
北見三輪小の児童は6グループに分かれ、「オホーツク大豆」について、地元のJAや農家などを訪れて学んだことをクイズを交えながら発表した。生産量が道内4番目であることや、大豆が穀類であることなどを伝えた。
中には、種をまくのに青色にコーティングしている理由を「虫に食べられないため」と紹介したグループもあった。
音更小の児童は3グループに分かれ、「音更大袖振大豆」について学んだことを中心に発表した。音更町の特産品の一つで、学校給食メニューにかたくり粉をまぶして油で揚げた「かりかり大豆」や、グラタンなどの具材の一つとして登場することを紹介した。町のマスコットキャラクター「おおそでくん」の着ぐるみを教室に招き入れて一緒に発表し、北見三輪小の児童らを楽しませた。
音更小3年の山岸啓さん(8)は「種を青色にすると虫に食べられないようなることはとても勉強になった」と話していた。(内形勝也)








