小麦と小豆 十勝味わう「あんぱん祭り」 11、12日道の駅おとふけ出店者紹介(上)
十勝を代表する農産物の小麦と小豆を味わうイベント「あんぱん祭り」(十勝毎日新聞社主催、よつ葉乳業特別協賛)が、11、12の両日、音更町内の道の駅おとふけ(愛称・なつぞらのふる里、町なつぞら2)で開かれる。4回目の今年は、地元13店を含む20店のほか、管内4高校がオリジナルのあんぱんを販売する。2回にわたって出店者を紹介する。
■夢乃ブランジェ(帯広) 粒あんクロワッサン 300円
多彩な種類楽しんで
あんぱん祭りということで、いろいろなあんぱんを取りそろえました。自家製の粒あんを巻き込んだ粒あんクロワッサンや、こしあんパン、白あんぱん、えんどうあんぱんなど、お客さまが楽しめるラインアップとなっています。
■オトノハ(音更) 糀まんじゅう 180円
ほんのり酸味感じて
道内で珍しい糀(こうじ)で作ったおまんじゅう。モチモチの食感、ほんのりとした酸味、甘みを感じてください。あんこはさっぱりとした甘さ。音更産エリモ小豆を使い、イベント限定の大納言小豆、希少な白小豆あんも登場します。
■十勝ベーグル(帯広) ホイップあんぱん 300円
抹茶のほろ苦さも
抹茶のほろ苦さと上品な香りが、あんと生クリームの甘さを引き立てます。口に入れた瞬間、風味が広がり、しっとりとしたパン生地との相性も抜群です。和テイストながら、どこか新しい味わいが楽しめます。ぜひ味わってください。
■街のパン屋さん(帯広) ちぎりあんパン 300円
ちぎって食べやすく
お店で人気商品の「ちぎりパン」に十勝産小豆を使用したあんこを包んでみました。ボリュームがありますが、ちぎって食べやすく、味わいもまた満足していただける一品に仕上がっています。
■ペイストリー ストーブハウス(帯広) あん包み 300円
素材こだわり手ごね
水は加えず、十勝産の牛乳、生クリームを使用した手ごね生地に、十勝産ねりあんを包んだあんぱんです。当日は、人気のスコーンも販売しますので、ぜひこの機会にお立ち寄りください。
■アットホーム・パン工房 リスどん(芽室) 粒あんパン 180円
ふっくら生地甘く
十勝産小麦と道産小豆を使用し、ふっくらと軟らかい食感のパン生地で包みました。生地の甘みも感じてもらえるよう、あんの分量やバランスにもこだわっています。懐かしさを感じられるあんぱんです。
■パン工房 みかづきふくろう(帯広) わんこパン 320円
食パン生地を使用
あんこのおいしさを引き立てるため、菓子パン生地を使わず全粒粉15%の食パン生地を使っています。生地には卵、牛乳は使っていません(バター使用)。肉球型のパンは手のひらにこしあん、指部分に白花豆が入っています。
■帯広農業高 あんぽてぱん 200円
サツマイモの甘さ
農産加工分会の生徒たちが、高校生ならではの発想と行動力を形にし、多くの人に「おいしい!」と笑顔になってもらうことを目標に開発。スイートポテトと、優しい甘みの白あんを組み合わせた「サツマイモあん」を包み込み、口いっぱいに広がる自然な甘さとこくにこだわった。
見た目からも楽しめるよう、サツマイモをイメージして生地をほんのり紫色に着色、一目で「サツマイモらしさ」や「秋らしさ」を感じられる仕上がりになっている。
各日100個の販売を予定。濱口夕芽さん(2年)は「外はふんわり、中は滑らかで食べ応えも十分。手に取りやすい価格ながら、素材や彩りへのこだわりを詰め込んだ自慢の商品です」とPRする。
■更別農業高・帯畜大 スペルトあんパン 200円
古代品種の小麦使用
帯広畜産大学が育種した古代品種のスペルトコムギ「ちくだい1号(品種登録出願中)」と、更別農業高校産の自家製あんを使用。スペルトコムギの特徴的な香りと自家製あんがマッチした、新感覚のあんぱんに仕上がった。
持続可能な農業への関心が高まる中、スペルトコムギが注目されている。同大では長くて倒伏しやすいスペルトコムギの欠点を補うべく、「はるきらり」をかけ合わせた新品種を育種。同高もその栽培試験に取り組んでいる。
会場では、小麦の歴史からパンができるまでの過程を学べる体験ブースも出店する。同高作物分会の仲本太陽さん(2年)は「私たちの研究成果をこのあんぱんに乗せて、皆さんにお届けします!!」と意気込む。
地元以外の出店者は次の通り。
▽スイートオーケストラわらく堂、月寒あんぱん本舗ほんま、文明堂(以上札幌)銀座木村屋總本店、メイカセブン(以上東京)梅鶯堂(うぐいす堂、京都)平井製菓(静岡)
■ChaiCrossに特設ページを開設。


























