札幌の浩而さん 十勝で初絵画展
【幕別】札幌市出身でアトリエ・絵画教室「工房盤嶽」代表の画家浩而魅諭(ひろじ・みゆ)さんの絵画展が、幕別町内の忠類ナウマン象記念館で開かれている。27日まで。
エゾリスやエゾサンショウウオ、スズメなど身近な生き物をポールペンや水彩絵の具で描いた作品のほか、2016年から北海道新聞で3年間連載した「となりのイノチ」の原画など計63点を展示している。絵画展は町教委主催で、浩而さんの個展が十勝で開催されるのは初めて。
午前9時~午後5時。14、22日は休館。ナウマン象記念館の入館料(一般300円、小中学生200円)がかかる。また、26日午後6時からは浩而さんによる講演会「いきものたちが教えてくれること」も開催。浩而さんは「描いている動物の大半は実際に観察や飼育をしている生き物。身近な生き物たちに図鑑に載っていないような魅力があることを知ってもらいたい」と話している。
講演会は無料で先着順。電話申し込みが必要で、問い合わせは同記念館(01558・8・2826)へ。(松崎篤嗣)