病院感染拡大続く 勤医協帯広・厚生・協会
新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生している十勝勤医協帯広病院は22日、新たに入院患者10人と職員1人の感染を確認したと発表した。感染者は計40人(入院患者32人、職員8人)。
入院の受け入れに加え、21日から外来診療も停止している。同病院は「定期薬が間もなく切れてしまう人や、予約の外来に入っている人の薬の処方は対応している」とする。
同じくクラスターが発生している帯広厚生病院は21日、新たに職員1人と入院患者5人の感染を確認したと発表した。感染者は計25人(職員12人、入院患者13人)。
クラスターが発生中の帯広協会病院は21日までに、新たに職員1人、入院患者4人の感染が判明したと発表。感染者は計35人(職員12人、入院患者23人)。外来・救急診療は継続しているが、引き続き一部の入院を制限するほか、今月末まで内視鏡検査の受け付けを停止する。
いずれも数日後に道の発表に反映される見通し。