コロナ禍に笑顔 夜桜と花火の競演 音更神社
【音更】コロナ禍に花火のチカラで日本中を笑顔に-。音更神社(佐々木敬宮司)境内の桜のライトアップに合わせて2日夜、神社近くの音更中央公園から花火が打ち上げられ、地域住民らの目を楽しませた。
花火やおもちゃ販売の若松屋(愛知県西尾市)が全国の花火業者や花火師に呼び掛け、シークレット花火を打ち上げる「#花火駅伝」の一環。管内では5日までに計6カ所で予定。1日の池田町に続き、音更が第2夜となった。
この日は沖商店(帯広、沖慶一郎社長)と音更神社氏子会(野村昇一代表)、町内の林造園土木(林平和社長)が協力し、午後8時から約3分間にわたり、2~2・5号玉計75発を打ち上げた。境内の夜桜のライトアップは、町内の波多野電気(波多野実嗣社長)が奉納した。
花火が夜空を彩る連休中のサプライズを、境内に集まった人たちは満喫。友人と見に来た帯広工業高校3年の平空人さん(17)は「コロナ禍で普段は友達と会うことも自粛している。きょうは一緒に花火を見ることができて、うれしかった」と喜んだ。(内形勝也)