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お盆最終日にサプライズ花火 帯広JC

夜空を明るく照らした花火(16日午後8時すぎ、帯広市内の札内川河川敷で。16秒露光、小山田竜士撮影)

 新型コロナウイルスの影響で多くの人が外出自粛などお盆を静かに過ごす中、帯広青年会議所(帯広JC、小谷行正理事長)は16日夜、事前告知のない「サプライズ花火」を帯広市内3カ所で打ち上げた。色鮮やかな大輪が夜空を照らし、十勝住民に夏の思い出とエールを届けた。

 新型コロナでイベント中止が相次ぐ中、帯広JCが市民らに明るい話題を提供しようと企画した。

 小谷理事長の合図で、十勝川河川敷など3カ所で同時に打ち上げを開始。各会場で5号玉4発を含む50発以上が、約5分間にわたり夏の夜を彩った。小谷理事長は「コロナで後ろ向きな話題が続いているが、花火で明るい気持ちになってもらえれば」と話した。

 札内川河川敷付近の自宅前で観覧した女性(34)は「今年は(花火を)見られないと思っていたので、うれしい。お盆の最後に夏を感じられました」と喜んでいた。(岡田優人)

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