ばん馬祭 概要固まる パネル展や抽選会も 来月東京丸の内で
ばんえい競馬振興連絡協議会と帯広市が東京都内で計画していた「ばんえい競馬魅力体感フェスティバル」の概要が固まった。連続テレビ小説「なつぞら」応援推進協議会も主催団体に加わり、3月10日、東京丸の内で開催する。パネル展示などを通じて首都圏の住民に、ばんえい競馬の魅力を発信する。
「観光誘致につなげたい」
19日の帯広商工会議所観光文化委員会で報告された。フェスは北海道開拓の歴史や馬文化を紹介する事業で、帯商も共催する。
イベントは丸の内の商業施設「KITTE」で開催され、パネル展示のほか、リッキーの着ぐるみも登場。実際のレース映像から1着を当て、東京-帯広間のペア航空券などがプレゼントされる抽選会が目玉となる。
ばんえい競馬振興連絡協議会の川田章博会長(帯商副会頭)は「首都圏での知名度はまだ低い。歴史や文化をPRし、十勝への観光客誘致につなげたい」と話している。
(佐藤いづみ)