歌でプレオープン 「夢の北広場」盛り上がる
「第71回おびひろ平原まつり」(帯広のまつり推進委員会主催)の開幕に先立つプレオープンイベントが13日、JR帯広駅北側の駅北多目的広場「夢の北広場」で開かれ、サブカルパフォーマンスや音楽ステージで盛り上がった。
午前11時に始まり、同まつり実行委員会の類家直人委員長が「4日間にわたってこの一帯でさまざまなイベントが行われる。十勝・帯広の熱くて短い夏を楽しみましょう」とあいさつ。
十勝を拠点に活動するコスプレ愛好サークル「白黒夢(モノクローム)」の魅織(みおり)さんがディズニー映画の挿入歌などを歌い上げ、集まった子どもたちを魅了。アニメソング歌手のMOOMIN-リュウジさん(札幌)や地元出身アーティストによるギター弾き語りなどが披露された。
会場には地元飲食店のブースも並び、昼食を楽しむ家族の姿も見られた。
札幌から訪れた池田尚美さん(44)は、同日夜に開催される勝毎花火大会を見に来勝。「花火に合わせて毎年帯広に来ている。ステージのレベルが高くて、いろいろなお店もあるのでこのイベントも楽しみの一つ」と話していた。
(石川友史)
あすまつりスタート
風船飛ばしや夢降夜
第71回おびひろ平原まつり初日の14日は、午前11時から午後9時にかけて、帯広市内の西2南7~11や広小路で、ステージイベントや大道芸が繰り広げられる。
開会式は午後0時半から、西2南8・9交差点で行われる。
オープニングセレモニーでは、昨年好評だったバルーンリリースを今年も実施。より多くの市民が参加できるよう風船を増量し、開催回数に合わせ710個を準備している。
同日から開催される「北の大地de大道芸フェスティバル2018」の出演者による開会パフォーマンスも披露される。
子ども盆おどりは午後5時半から。十勝を開拓した先人への感謝や五穀豊穣(ほうじょう)への願いを込め、市内中心部をみこしが練り歩く夢降夜は午後7時から行われ、夏の夜を盛り上げる。(石川友史)