銀河線で花火を満喫 陸別で鉄道まつり
【陸別】「第10回ふるさと銀河線りくべつ鉄道まつり」(陸別町観光協会主催)が21、22の両日、町内の緑町サッカー場と駅前多目的広場で開かれ、花火大会やステージショーで盛り上がった。
21日午後8時からの花火大会(同協会、十勝毎日新聞社主催)では「銀河鉄道999」「やさしさに包まれたなら」などの楽曲に合わせ、色とりどりの大輪が夜空を彩った。恒例の「花火列車」には町外を中心に約30人が乗車し、車窓からの眺めを楽しんだ。最後に錦冠(にしきかむろ)が、夜空を黄金色に染め上げると、乗客から歓声と拍手が湧き起こった。
花火観覧前には車内の天井にプラネタリウムを投影し、銀河の森天文台(陸別)の中島克仁さんが夏の星座について解説した。
北見市から一家4人で訪れた福井奈美さん(37)は「花火列車は3回目。毎年楽しみにしています」と笑顔を見せ、長男の陸人ちゃん(4)は「ピンクの花火が好き」と話した。
ステージでは「スポーツスタッキング」世界チャンピオンのSEOPPIさんのパフォーマンスなどが会場を盛り上げた。22日は駅前多目的広場で陸小ソーラン踊りなどが行われ、特別列車も運行した。(澤村真理子)