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霧氷見物、カフェで歓迎 更別

「霧氷」スポットそばに5日限定の「フローズンパンツカフェ」を開店する亀井さん(右)と目次さん

9日から5日間
「フローズンパンツ」も連動

 【更別】樹木に氷が付着して輝く「霧氷」が見られる村勢雄地区のビュースポットそばに、期間限定のカフェが9日から5日間限定で登場する。大人の社会塾「十勝さらべつ熱中小学校」が企画し、十勝管内で営業する移動式カフェ「Cafe Bus komorebi(カフェバス木漏れ日)」が霧氷の発生時間に合わせ、ファミリーパークさらべつ駐車場に開店する。

 霧氷は、猿別川から立ち上る水蒸気が氷となって樹木に付く現象。朝日に照らされて輝く様子を撮ろうと多くのカメラマンが訪れている。一方、霧氷は早朝に発生するため、村内で営業している観光施設やガイドが存在しない。

 熱中小の亀井秀樹事務局長(36)は「潜在的な需要を取りこぼしている。試験的にカフェを営業して、観光客の動向を探りたい」と話す。

 熱中小は、清水町在住の目次加奈さん(30)がキッチンカーを使い、イベントでコーヒーや軽食を提供している「カフェバス木漏れ日」に協力を依頼。コーヒーやホットチョコレート、村内産のジャガイモを使ったみそ汁など温かい飲み物を販売する。

 また、「お菓子のニシヤマ」(村更別南1線91)はチョコレートをかけた棒状のスナック菓子を販売。亀井事務局長は「霧氷の中に置くと樹木の枝と同じように氷が付く。霧氷を食べてもらうのがコンセプト」と話す。

 十勝の冬の厳しさを表現しようとジーンズを凍らせた「フローズンパンツ」も展示。カフェの名前も「フローズンパンツ・カフェ」とした。

 営業は9~13日の午前6時半~同8時半。悪天候の場合は営業を中止する。問い合わせは熱中小事務局(0155・66・4554、090・3111・4554)へ。(深津慶太)

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