迫力の熱戦 あす火ぶた
ラリー北海道
車両の公式車検始まる
初秋の十勝を舞台に熱い戦いを繰り広げる「ラリー北海道2017」(アジアパシフィックラリー選手権第5戦・全日本ラリー選手権第7戦・ジャパンスーパーラリーシリーズ第3戦)が、15日午後にスタートする。競技に先がけ、14日午前8時半から、帯広市内の三洋興熱スーパーピット中央店(西8南9)で出場車両の公式車検が始まった。
15~17の3日間、帯広、陸別、足寄、音更、本別の5市町に設定したスペシャルステージ(SS)でタイムを競う。15日午後の開会式後、隣接する札内川河川敷のSSで競技が始まる。
公式車検は、ラリーに親しんでもらうために2008年から一般公開している。ファンが見守る中、競技車両としての安全基準を備えているかなど一台ずつ細かくチェックを受ける。車検は15日(午前8時半~正午)も同店で行う。
ラリー北海道メディアセンターは14日午前10時から、公式車検の模様をインターネットの「ニコニコ生放送」で生中継を始めた。昨年のセレモニアルフィニッシュで初めてネット生中継を行い、今年はさらに拡大する。同日午後3時からレッキ(下見走行)で車載カメラからの生中継、15日はシェイクダウン(テスト走行)やセレモニアルスタートなど、16日はSS7・リクベツロング、17日はラリーフィニッシュなどを生放送する予定。(折原徹也)