通学バス来月本格運行 豊頃
JR利用の高校生に
【豊頃】町議会定例会は9日、一般質問を行い2氏が登壇した。町内在住の高校生が利用するJR豊頃駅発着時間に合わせた通学用のコミュニティバスの試験運行の結果について、宮口孝町長は「通学手段を必要とする高校生が利用している。4月から本格的に運行する」と述べた。
小笠原茂人氏への答弁。昨年10、11月の2カ月間、朝と夜のJR発着時間に合わせて試験運行した。1日平均乗車人数は朝が1・9人、夜は2・1人だった。一時検討した幕別や池田への通学バス運行については保護者のアンケート結果も踏まえて、宮口町長は「個々の条件がさまざまで財政的にも無理だと思う」とした。(関坂典生)
その他の質問と答弁は次の通り。
岩井明氏=高校生までの医療費無料化の考えは。
町長=国保が北海道広域で一本化になることを控えている。高校生まで無料化を拡大すれば、現在、国で議論されている拡大助成にかかる国保への交付金の減額措置の結論が出ていないこともあり、影響が不透明だ。町長選改選期で先のことは言えない。