想像以上の深刻な被害 石井国交相が視察
【清水・新得】石井啓一国土交通相は3日午前、台風10号で大きな被害があった清水、新得の両町を視察した。JR新得駅近くの橋を視察した石井国土交通相は「想像以上の深刻な被害」とした上で、激震災害指定の可能性に関しては「まずは被害調査を迅速にやる必要がある。その状況を見て判断することになる」との見解を示した。
清水の被災現場には午前10時20分ごろに入り、家屋が流失したペケレベツ橋近くを視察。高薄渡町長らから被害状況の説明を受けた。新得では、浜田正利町長が早期復旧への協力を求めたほか、JR北海道の島田修社長が被害や影響について説明した。石井国土交通相には中川郁子衆院議員らが同行した。
(佐藤いづみ)
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