暑さ一段落 帯広１６・５度 ライラック見頃に
鮮やかな紫色の花を咲かせるライラック（３０日午前１０時半ごろ、帯広市緑ケ丘で。金野和彦撮影）
上空に寒気が入った影響で、十勝地方は３０日、前日から気温が下がり、帯広の正午現在の気温は１６・５度と過ごしやすい一日となった。
帯広測候所によると、２９日の帯広は正午の気温が２２・６度、最高気温は２３・７度だった。低気圧が近づく影響で、３１日昼すぎから６月１日未明にかけて、まとまった雨が降る予報。３１日の帯広の予想最高気温は１５度で、今後１週間程度は平年並みか、平年より低く推移する見込み。
帯広は２０～２３日に、４日連続で最高気温が３０度を超える「真夏日」を記録したばかり。５月下旬の一時的な寒さを表す“リラ冷え”とまではいかないが、寒暖差が大きく、健康管理には注意が必要だ。
リラの別名「ライラック」は帯広市内で見頃を迎えている。緑ケ丘３条通の市道沿いでは約３０本のライラックが、紫や白色の鮮やかな花を咲かせている。（池谷智仁）
