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熊本地震 支援活動広がる 江陵高は募金呼び掛け

熊本地震被災地への募金に協力する江陵高校の生徒(18日午前8時50分ごろ)

 熊本地震の深刻な被害状況を受け、十勝で義援金受け付けなどの動きが広がっている。日本赤十字社帯広市地区(地区長・米沢則寿市長)などが窓口を開設している他、江陵高校(幕別)でも18日、生徒会が自主的に募金活動を始めた。

 江陵高校(鈴木譲二校長、生徒387人)の募金活動は、被災地の状況をテレビなどで見た生徒会(新谷真生会長)が発案。22日まで毎朝、手作りの募金箱を1~3年生の各教室に設置して昼に回収し、集まったお金を被災地のために寄付する。

 18日はホームルームの時間などを活用し、各教室で学級委員らが募金を受け付けた。協力した2年生の佐々木幸子さん(16)は「熊本城が崩れている映像はショックを受けた。同じ日本でも私たちは普通に生活しており、一方で困っている人もいる。募金活動が役に立てば」と願った。

 同校生徒会は2011年の東日本大震災や、13年のフィリピン台風被害などのときも募金活動に取り組んだ。新谷生徒会長(3年)は「何か災害があれば全校生徒に呼び掛けたり、街頭に立ったりしてきた。少しでも役に立ちたい」と話している。(眞尾敦)

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