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巨大ケーキできた! 池田町商工会青年部の創立50周年記念事業

大きなケーキ作りに参加した子どもたち

 【池田】町商工会青年部(土屋雅大部長)の創立50周年記念事業「あなたの夢を叶(かな)えます」の第2弾イベント「大きなケーキを作る」が27日、町田園ホールで開かれた。町内の5歳から小学6年生までの29人が参加、ワイン城とブドウを描いた横1メートル、縦70センチ、高さ12センチの巨大なケーキを完成させた。

 ケーキ作りは同部副部長で「おかしの小松」(大通2)社長の小松克全さん(37)が指導。子どもたちは4グループに分かれ、小松さんがあらかじめ用意したスポンジ3枚に生クリームとイチゴを挟み、土台を完成させた。

 続いてワイン城、ブドウ、「DREAM」の下絵が描かれたスポンジに、専用の材料を使ってカラフルに着色。7種類のフルーツやミニシュークリームなどで飾り付けし、4つを合わせて巨大なケーキに仕上げた。各自が将来の夢を書いたクッキーも載せた。

完成したケーキに将来の夢を書いたクッキーを載せる子どもたち

 使用した生クリームは約15キロ、イチゴは約350個。クッキーに「パパとママにおいしいケーキを作る」との夢を書いた高島小3年の丸山ほのかさん(9)は「スポンジを重ねるのが難しかったけれど、上手にできて楽しかった。パティシエになりたいという思いが強くなった」と笑顔。小松副部長は「子どもの考える力はすごく、予想以上の出来上がりになった」と話していた。

 同部は50周年の記念イベント開催に向けて昨年4~6月に町内で「叶えたい夢」を募った。最も多かった「空を飛びたい」という希望に応えて今年1月に熱気球の体験搭乗を実施、親子40人が参加。今回は2番目に多かった「大きなケーキを作りたい、食べたい」といった要望に応えた。

 土屋部長は「2つのイベントが無事に終了し、子どもたちに喜んでもらえて良かった。子どもに夢を見せてあげられるシーンが少ないので、一つの思い出にしてもらえれば」と話していた。(末次一郎)

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