Xマスケーキ“出動”菓子店総出の特別体制
クリスマスイヴを翌日に控えた23日、十勝管内の菓子店ではクリスマスケーキ作りに追われている。
菓子の家(帯広市西9南11、佐藤孝之社長)では、受け渡し開始の22日からスタッフ総出の特別体制で作業。23日も午前3時から、この道33年の佐藤社長(51)をはじめ、スタッフ12人で作業に当たり、スポンジにクリームを挟んだり、チョコやイチゴを飾り付けるなど、担当ごとにてきぱきとこなしていた。
同店ではクリスマス向けとして定番の生クリーム(15センチ3400円)をはじめ9種を用意。中でも、アイスクリームの製法を生かしたアングレーズソースを加えたクリームを使った限定ケーキ(今年はチョコ・バニラ、抹茶・練乳の2種、同各3600円)が人気という。
この日だけで予約中心の600個を作る予定で、一部店頭売りもする。佐藤社長は「鮮度にこだわっており、間違いのない製品をお渡しできるよう、みんなで頑張って作っています」と話していた。(佐藤いづみ)