道議選告示 市区4氏届け出
北海道議会議員選挙が1日、告示された。立候補の受け付けが午前8時半から始まり、帯広市区(定数3)は現職と新人合わせて4人が届け出を済ませ8年ぶりの選挙戦に突入、十勝総合振興局区(定数4)の届け出は正午現在、4現職のみとなっている。東日本大震災に配慮した運動自粛ムードの中、各候補は第一声を行い、9日間の舌戦をスタートさせた。道知事選などと同じ10日に投開票が行われる。
立候補したのは届け出順に、帯広市区は小野寺秀氏(47)=自民・2期、公明推薦=、清水誠一氏(62)=自民・5期、同推薦=、新人で前帯広市議の山崎泉氏(37)=無所属、民主、新党大地、減税日本推薦=、三津丈夫氏(65)=民主・4期、社民推薦=の4人。
十勝区は大谷亨氏(63)=自民・3期、公明推薦=、池本柳次氏(64)=民主・3期、社民推薦=、佐々木恵美子氏(61)=無所属・3期、民主推薦=、喜多龍一氏(59)=自民・4期=の4人。2期連続無投票が濃厚となっている。
政権交代後、初の統一地方選。次期衆院選への試金石にもなる。震災や福島の原発事故に伴い、道内防災計画の在り方も争点に浮上した。道議会改革や道財政の再建、十勝を含む地域経済の活性化、環太平洋連携協定(TPP)に対するスタンスなども論点になる。
立候補受け付けは同日午後5時に締め切られ、十勝区は定数を超えない場合、無投票での当選が決まる。(統一地方選取材班)