253人が耐寒に挑戦 陸別でしばれフェス
【陸別】「第36回しばれフェスティバル」(実行委員会主催)が4、5の両日、町ウエンベツのイベント広場で開かれた。名物の「人間耐寒テスト」には道内外から253人が挑戦。ジャンボ滑り台やステージショーなど、大勢の客が厳寒の陸別を楽しんだ。
氷のかまくら「バルーンマンション」で一夜を過ごす耐寒テストには、4歳の女児から73歳の男性までが挑戦。夜中まで焼き肉を囲んだり、巨大なかがり火「命の火」や毛布で暖を取ったりと、思い思いに一夜を過ごした。
陸別の5日朝の最低気温は全国で6番目に低い氷点下23・4度。寒さを耐え抜き、6000人目の認定証を受け取った愛知県の会社員森剛史さん(43)は「冬山装備で午前1時から爆睡した。氷点下20度超えは初めてで、底冷えと肌を切る寒さ、いい経験だった」と話した。
耐寒テストの認定者は今回で通算6049人になる。(木村仁根)
◆しばれフェスティバルについて
・イベント概要など-しばれフェスティバル公式ホームページ