本マグロ今年も水揚げ 200キロが2本 広尾漁協
【広尾】広尾漁協の秋サケ定置網漁で8日、今年もクロマグロ(本マグロ)が水揚げされた。市場関係者によると、広尾ではここ数年、本マグロが水揚げされている。今回は200キロクラスが2本。関係者も、その迫力に圧倒された様子だ。
この日に水揚げされた本マグロは、町タニイソ地区沖と音調津沖の定置網にかかった。重さは202キロと200キロ。市場でも、関係者や仲買人らが「いいのが揚がったね」と笑顔が広がった。競りでは1キロ当たり1500~1650円で落札された。
200キロの本マグロを競り落とした池下産業(広尾)では、系列のコーヒーショップ「Bay Lounge Coffee(ベイ・ラウンジ・コーヒー)」(町本通)で、刺し身やマグロ丼で提供する。池下藤吉郎会長は「広尾でもマグロが水揚げされ、おいしく食べられることを、皆さんに知ってほしい」と話していた。(松岡秀宜)