大手旅行会社２社、ソラシドエア宮崎直行チャーター便就航に合わせ旅行商品
ツアー商品をＰＲするＪＴＢ帯広サテライトのスタッフ
九州を拠点とする航空会社ソラシドエア（宮崎市）が６月５、８の両日、とかち帯広空港と宮崎空港間で初となる直行チャーター便を運航する。大手旅行代理店２社がチャーター便に合わせ、往復航空券付きのツアー商品を販売している。
帯広から宮崎までは、通常羽田空港乗り継ぎで４時間以上かかるところ、直行便だと所要時間を約２時間５０分に短縮する。今回のチャーター便は、５日昼ごろに帯広空港を出発し、宮崎からの帰りの便は８日午後に到着予定。使用機材はボーイング７３７－８００で１７４席。
日本神話の郷、高千穂・天草へ ＪＴＢ
ＪＴＢ北海道事業部帯広サテライトは、３泊４日のバス観光ツアー「日本神話の郷・高千穂 絶景・天草を巡る旅」を販売している。日本神話の舞台とされ「神話の郷（さと）」といわれる高千穂エリアを巡るほか、フォトジェニックな風景が魅力の天草や霧島神宮などの名所を訪問。同社の鈴木克浩営業担当課長は「宮崎を観光する機会はなかなかないと思う。チャーター便を利用して北海道では感じられない歴史や景観を体感して」とＰＲする。
旅行代金は宿泊と食事代込み（２日目の夕食を除く）で大人１人１７万２０００～２０万９０００円。５月１１日締め切り。申し込みや問い合わせはＪＴＢイオン帯広店へ電話（０１５５・２８・２６５１）で。
「チャーター便を利用して宮崎観光を楽しんで」と呼び掛ける鴇田所長
南九州３県の有名どころへ ＨＩＳ
ＨＩＳ帯広営業所も、３泊４日の周遊ツアーを企画。「南九州１０景めぐり～日本神話のふるさとと名城を訪ねる～」と題し、熊本城や仙厳園などといった、宮崎・熊本・鹿児島の“有名どころ”を一通り見て回れるプラン。
鴇田裕太所長は「地元食材を使った郷土料理も楽しめる。添乗員付きのバスツアーなので移動の心配もない」とし、応募を呼び掛ける。
旅行代金は宿泊と食事代込み（２日目の夕食を除く）で大人１人１５万９８００～１７万９８００円。５月８日締め切りで、４月１５日までの「早割」も行っている。申し込みや問い合わせは帯広営業所（０５０・１７３１・７７５６）へ。
（児玉未知佳）
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