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十勝川温泉2位、ぬかびら源泉郷3位 温泉総選挙の道内美肌部門

十勝川温泉にある観月苑(作田英実社長)の客室露天風呂のモール温泉を紹介する束原総支配人

 【音更・上士幌】全国の温泉地を対象にした「温泉総選挙2024」の北海道エリアランキング美肌部門で、音更町の十勝川温泉が2位、上士幌町のぬかびら源泉郷が3位に選ばれた。関係者は「十勝にいい温泉があることをPRしていきたい」と喜んでいる。(大健太郎、内形勝也)

 温泉総選挙は、温泉や旅行の有識者らでつくる「旅して日本プロジェクト」が主催し、環境省など5府省庁が後援する取り組み。今年は「絶景」や「美肌」「秘湯・名湯」など計8部門に、全国8エリア(北海道、東北、北陸、関東、中部、中国・四国、関西、九州・沖縄)から75カ所の温泉地がエントリーし、8月9日から11月1日まで1万2943人が投票した。

 十勝川温泉の「モール温泉」は泥炭(亜炭)を通して湧き出る独特の褐色湯。2004年には北海道遺産に選定された。音更町十勝川温泉観光協会(山本英明会長)の窪浩政事務局長(59)は「高い評価を受けたのはうれしい。(受賞が)地域全体の活性化につながれば」と話す。

 十勝川温泉にある宿泊施設「観月苑」(作田英実社長)の束原成総支配人(52)も「地域の宝である『モール温泉』をより多くの人に楽しんでもらうきっかけの一つになれば」と期待を込める。

「より多くの人に親しまれる温泉地を目指したい」と話す蟹谷組合長

 ぬかびら源泉郷は、入浴施設すべてが自家源泉を持ち、加温加水や循環を行わない「源泉かけ流し」が特徴。07年に「源泉かけ流し宣言」を実施し、19年には開湯100周年を迎えた。

 ぬかびら源泉郷旅館組合の蟹谷吉弘組合長(62)は「これからも、一人でも多くの人に愛される温泉地を目指していきたい」と意気込んでいる。

 同部門の1位は後志管内の「いわない温泉」だった。

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