秋空十勝5463人駆ける フードバレーとかちマラソン
「2024フードバレーとかちマラソン」(実行委主催)が27日午前、帯広市内で行われた。ハーフの3390人を含む計5463人が道内外からエントリーし、秋の十勝・帯広の景色を楽しむように市街地を駆け抜けた。ハーフ総合男子は安田塙史さん(17、白樺学園高校2年)=音更町=が1時間6分59秒で優勝し、13回目の大会で初の高校生王者となる快挙を成し遂げた。同女子は嶋田早紀さん(25、帯広厚生病院)=帯広市=が1時間17分35秒で初優勝を飾った。
午前7時すぎには帯広中心部に続々とランナーが集まり、ウオーミングアップを開始。午前8時半にトップを切ってハーフのランナーがスタート地点の日専連ビル前(西2南8)をスタート。ゴールの中央公園を目指して、帯広の森運動公園や陸上自衛隊帯広駐屯地などを走った。その後も順次5キロ、2・5キロ、車いすの各部門の選手がゴールへ。
この日は雲がかかり、秋晴れとはならなかったものの、午前8時の帯広の気温は7・8度とランナーにとっては走りやすい好条件に恵まれた。
沿道でもランナーの家族や友人らが一生懸命に走る姿に声援を送っていた。(大谷健人)
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