通りにひしめく酔客、店主総出でおもてなし 北の屋台まつり
帯広市中心部の北の屋台で8日、「北の屋台まつり」(北の屋台店主会)が開かれた。店主総出で来場者をもてなす年に1度のイベントで、なじみ客をはじめとした“屋台好き”が酒と料理を楽しんだ。
この日は各店の営業ではなく、各店主が協力して料理を提供。屋台が並ぶ「いきぬき通り」中心部に焼き台を設置、蒸しがきや焼きそば、豊西牛カルビ串などの食事や飲み物を販売した。
各店に掛かるカーテンを上げ、開放感ある場に酔客が集まった。夜になると通りの中央に設置された席も満席に。夫婦で訪れた帯広市の農家、加藤悠介さん(31)は「収穫で忙しい時期だが来たかった。オリジナル日本酒などドリンク類にも特別感があり、すごく良い」と上機嫌だった。(児玉未知佳)