北海学園大生が芽室で交流イベント企画 空き屋活用のユナイトベースで
【芽室】北海学園大学の2、3年生14人が21日、「メムロノエン」と題した地域交流イベントを、芽室町内のメムロユナイトベース(本通2)で開く。
学生14人は地域経済学を専攻。空き家問題に着目し、リノベーションした空き物件をイベントスペースとして活用しているメムロユナイトベースに興味を持ち、イベントを企画した。
学生たちは何度か来町して町の協力者と準備を進め、当日は町教委の事業「芽室ジモト大学」に所属する中高生にも運営協力を依頼した。イベント名には「縁、円などつながりをつくり」「宴でくつろぎを」との思いを込めた。
イベントは「飲食や遊びを通して多世代の交流を図り、住みやすいまちづくりにつなげる」がテーマ。野菜や軽食の販売、子ども向けの縁日を実施する。町内からは、サークル「ひばりワクワク広場」が日本の伝統的な遊び体験コーナーを出展。帯広の衣料ブランド「nosome」による、芽室産の野菜を使った染め物も楽しめる。染め物体験ではハンカチなど染めたい物を持参する。
午前10時から。子ども縁日と染め物体験は午後5時まで。飲食、野菜の販売は同8時半まで。同6時半から同8時半は大人の交流イベントとなる。詳細、問い合わせはインスタグラム(@hgu_memuro)まで。(及川雅敦通信員)