虫網手に昆虫探し 幕別町図書館が忠類で教室
【幕別】幕別町図書館の講座「昆虫教室」が29日、町忠類のふれあいセンター福寿とナウマン公園で開かれた。参加した親子は初夏の昆虫探しを楽しんだ。
さらべつ昆虫研究所所長の斎藤彦馬さんを講師に迎え、親子10組、約30人が来場した。前半は斎藤さんが飼育している昆虫を観察。スズメバチやタランチュラなどを紹介した。
後半はナウマン公園を散策して昆虫を探した。斎藤さんは昆虫を探すこつとして「虫も敵に見つからないようにどこかに隠れている。葉の裏や草の根の際をよく見て」と呼び掛けた。
子どもたちは虫網や虫かごを手にして、草の茂みや足元を注意深く観察。虫を見つけると斎藤さんから名前や生態を教えてもらっていた。最後に斎藤さんは「場所を変えるとまた違った虫がいるので、きょうをきっかけにいろいろな所で探してみてほしい」と話した。
忠類小2年の斉藤功樹さんは「いろんな種類の虫を見つけられて楽しかった」と話していた。(細谷敦生)