こだわりガーデンを公開 しかおい花フェスタ開幕
【鹿追】花とみどりのまち・鹿追をPRする「第22回しかおい花フェスタ」が29日、開幕した。町内8カ所の個人宅や事業所の華やかなオープンガーデンが来町者を出迎えている。7月15日まで。
鹿追町「花とみどりの町づくり」推進協議会の主催。今年は個人宅6軒と町民ホール、福原記念美術館の庭を公開している。
このうち町新町2の戸部田富士子さん(78)の庭は、青々とした芝生にバラやユリ、山野草などをバランスよく配置した英国風の仕上がり。40年近く手入れを欠かさない芝生は「タンポポの綿毛を拾うほど」細かく管理し、週1回は近くに住む孫が芝刈り機で手入れする。戸部田さんは「庭じまいも考える年だが、きれいに維持できるように頑張りたい」と話す。
ガーデンの開放時間は午前9時半から午後4時まで。看板とのぼり旗が目印。ペットの連れ込みやハイヒールでの見学は禁止となっている。問い合わせは町建設水道課花とみどり係(0156・66・4033)、町観光インフォメーション(0156・66・1135)へ。(小野寺俊之介)