第一いずみ幼稚園園児と帯農高生、動物とふれあい体験
学校法人帯広学園が運営する第一いずみ幼稚園(橋場仁園長)は5月30日、帯広農業高校で「動物ふれあい体験見学会」を行った。園児らが生徒の指導を受け、飼育されている牛や馬の餌やりやブラッシングに挑戦した。
見学会は、いのちの大切さを学ぶことなどを目的に毎年行っている。
この日は、園児約90人が同校を訪れた。酪農科学科の3年生39人が出迎え、馬を紹介するため自作した紙芝居「ずっとわすれないよ」を披露。馬の食べ物や病気についての内容も含まれており、園児は真剣に耳を傾けた。乳牛には園児2人ずつでブラッシング。園児は「やわらかい」「あったかい」などと歓声を上げていた。
紙芝居を披露した川副誠志さん(17)は「地域の方々、特に子どもたちに見てもらえてうれしい。やりがいを感じている」と話した。すみれ組の鈴木梨乃ちゃん(5)は「豚さんがかわいかった」、あじさい組の北原弦侍(げんじ)ちゃん(5)は「初めて馬に餌をあげた。楽しかった」と笑顔を見せた。(菊地青葉)