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音更町の吉家4きょうだい そろばんで合計段位85段 道場長の年齢超えた!

大西道場長(後列中央)の下でそろばんに励む吉家茉莉さん(後列左)、悠莉さん(前列左)、光莉さん(同右)、一輝さん(後列右)

 【音更】音更町と帯広市にある大西そろばん道場(大西忠民道場長)に通う町内在住の吉家茉莉さん(17)=帯広三条高2年=、悠莉さん(15)=下音更中3年=、光莉さん(13)=同中1年=、一輝さん(9)=音更鈴蘭小3年=の4きょうだい(学年は3月現在)が、3月17日の珠算段位検定試験(全国珠算教育連盟主催)で、4人合計の段位が85段を超え、周囲を驚かせている。大西道場長(80)は「真面目で素直な4人が力を合わせて、私の年齢を超える段位を取るまでになるとは」と喜んでいる。(内形勝也)

 吉家きょうだいは、祖母、母親に倣って小学1年生で同道場に通い始め、そろばんの腕を磨いている。同道場は、音更町内の中鈴蘭教室(中鈴蘭南5)のほか、帯広市内に西12条教室(本部、西12南31)、西7条教室(西7南27)がある。

 中鈴蘭教室は水・土曜(第5土曜休み)の午後3時~同6時、西12条教室は火・木曜の午後3時~同6時半、西7条教室は月・金曜の午後3時~同6時に教室を開いており、吉家きょうだいは全教室に通っている。

 長女茉莉さんの今回の検定での採点結果は、珠算9段、暗算8段、フラッシュ暗算8段で、合計段位は25段だった。茉莉さんは「道場の仲間たちも、ここの雰囲気も好きで、そろばんを今も続けている」と笑う。将来は動物看護師を目指しているが「高校生のうちに最高段位の10段を取りたい」と意欲を燃やす。

 次女悠莉さんは珠算9段、暗算9段、フラッシュ暗算9段。合計段位は27段で4人の中で最上位だった。悠莉さんは「大会で優勝したり、検定に合格したりすると達成感がある。ここまできたら10段を取りたい」と力を込める。今春から姉と同じ帯広三条高校に進学する。

 三女光莉さんは珠算4・5段(準5段)、暗算4段、フラッシュ暗算6段で、合計段位は14・5段。「そろばんをしている時が一番集中できるので好き。これからも続けたい」と話す。長男一輝さんは珠算4・5段(同)、暗算、フラッシュ暗算いずれも7段で、合計段位は18・5段。「楽しいからこれからも続けたい」と元気に語った。

 大西道場長によると、最高段位の10段は「9段に比べると一気に難易度が高くなる」とし、「4人には三つ(珠算、暗算、フラッシュ暗算)とも10段を目指してそろばんを続けてもらいたい」と期待を寄せている。

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