アイスキャンドル作りスタート めむろ氷灯夜2024
【芽室】芽室町の冬の一大イベント「めむろ氷灯夜2024」(2月10日・芽室公園、町観光物産協会主催、実行委主管)の開催まで1カ月余りとなった6日、実行委員などがイベントの主役となるアイスキャンドル作りを始めた。9日までに3000個の製作を目指す。(近藤周)
氷灯夜は、寒い夜に芽室公園を埋め尽くすアイスキャンドルの暖かい火が毎年、芽室の冬を包み込む。今年は食のブースや雪の滑り台の規模を広げるほか、相撲大会や人間ばん馬などを開催するなど企画の充実も図る。
キャンドルの製作作業3日目の8日は、午前10時に25人が集合。前夜にバケツで凍らせ完成したキャンドルを倉庫に運び、バケツにホースで水を入れて次の準備を進めた。
午後10時に再び会場に集まり、バケツをひっくり返して新たなキャンドルを製作し、2日間で約1200個のキャンドルを完成させた。ただ、今年は気温が高いため一晩で凍らず、作業期間が延びる可能性もあるという。
葛西将太実行委員長は「準備を通して各団体のつながりも深まり『チーム芽室』で頑張っている。来場者の記憶に残るイベントにしたい」と意気込んでいる。
「めむろ氷灯夜2024」の開催時間は午後1時半~同8時半。アイスキャンドルの点灯は同5時、花火は同7時50分に打ち上げる。町総合体育館東側に臨時駐車場を設けるほか、会場の芽室公園と市街地を巡るシャトルバスを運行する予定。