エアコン設置で黒田道議に取材 芽室高校と帯広柏葉高新聞局
【芽室】芽室高校と帯広柏葉高校の両新聞局が、道立高校のエアコンの設置状況について取材を進めている。教育問題に造詣が深い黒田栄継道議(十勝区)に合同で取材し、生徒たちは緊張した様子を見せながらも、率直に疑問をぶつけた。(近藤周)
両校9人参加
合同取材は11月10日、芽室高校校長室で行われ、芽室高6人、帯広柏葉高3人の生徒が参加した。
芽室高は「なぜ政治家を目指したのか」「政治家になって何をしたいか」などを質問。黒田氏は「農業者として現場の思いを伝えていきたい。地方が元気になることが国のためになる」と思いを伝え、教育学部卒業という経歴からも、農業と教育環境の充実に力を入れたいとした。
帯広柏葉高からは、黒田氏が7月の道議会予算特別委の分科会で、道立高校の空調設備設置について質疑したことについて質問。黒田氏は「道教委から検討していくという言葉を引き出せた」とし、「今後も議会全体で空調設備設置の思いを共有していきたい」とした。
頑張る姿勢知る
芽室高新聞局の畠山愛望花編集長(2年)は「議員さんが学生のことも考えてくれていることがうれしかった」、帯広柏葉高新聞局の相内洵太局長(2年)は「生徒としては早く(エアコンを)付けてほしいという思いがある。議会の現状や、設置に向けて頑張ってくれている姿勢を知ることができてよかった」と話した。