増殖事業で親サケの捕獲スタート 広尾川
広尾川の河口付近で行われた採卵用サケの捕獲作業(19日午前8時半)
【広尾】秋サケの増殖事業で使用する採卵用親サケの捕獲作業が19日、広尾町内を流れる広尾川の河口で始まった。9月中旬ごろから採卵授精作業が始まる。
十勝釧路管内さけ・ます増殖事業協会(会長・亀田元教広尾漁協組合長)の事業。親サケから卵を取り出してふ化し、育てた稚魚を春に放流する。同協会管内では計15万匹の捕獲を計画している。
広尾川の初日の作業は午前7時半にスタート。作業員が石を投げたり、竹棒で水面をたたいたりしてサケの群れを上流側に追いやり、網で囲っては、一気に引き揚げていた。捕獲されたサケは勢いよく飛び跳ね、トラックに移された。
広尾川では3万匹程度の捕獲を計画。広尾ふ化場の関係者は「初日としては例年並みの捕獲量。来遊予想は良いので、順調に捕獲が進むことを期待したい」と話していた。(能勢雄太郎)
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広尾川の河口付近で行われた採卵用サケの捕獲作業(19日午前7時50分ごろ)
広尾川の河口付近で行われた採卵用サケの捕獲作業(19日午前7時50分ごろ)
広尾川の河口付近で行われた採卵用サケの捕獲作業(19日午前7時50分ごろ)