上士幌バルーンフェス閉幕、畜大チームが5位入賞
【上士幌】上士幌町航空公園で10日から開かれていた第50回北海道バルーンフェスティバル(組織委員会主催)は、13日に閉幕した。総合優勝は「チームOkami」(東京)。十勝勢では、帯広畜産大学の学生でつくる「新・熱気球の会BCFP(バルーン・クラブ・フライング・ポテト)」(江原環代表)が5位入賞した。
「新・熱気球の会BCFP」は、同大の熱気球サークルから2チーム出場したうちの一つ。今月末の熱気球ジュニア世界選手権(ポーランド)にも出場する江原代表(20)は、風の流れを読んでメンバー間で積極的に声を掛けた。「上士幌の上空から見た広大な十勝平野がきれいだった」と笑顔を見せた。
半世紀の節目を迎えた今大会には、管内11チームを含め道内外の53チーム約500人が出場。10日に開幕し、例年より1日長い4日間で実施した。早朝と夕暮れ前の計3回飛行して計3種目の合計得点で順位を決めた。天候が不安定な時間帯もあり、最終日はコンディション不良で中止された。
閉会式には関係者約200人が出席。組織委員長の竹中貢町長は「無事に事故もなく終わることができた。もっと喜んでもらえるように新しいフェスティバルをつくっていきたい」とあいさつし、50年の歴史に新たな彩りを添えた今大会を振り返った。(大健太郎)
上士幌バルーンフェス閉幕、畜大チームが5位入賞