池田氏が十勝入り 知事選
23日に告示された道知事選(4月9日投開票)に立候補した新人の池田真紀氏(50)=無所属、立民推薦・共産道委・社民道連支持=が28日に十勝入りした。1市3町で街頭演説し、支持拡大を呼び掛けた。
池田氏は同日午前、帯広市内と芽室町内の5カ所で街頭演説を行った。市内のフクハラ西帯広店前では、集まった支持者や買い物客らと握手を交わし、「よろしくお願いします」などと声を掛けた。
団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年の超高齢化社会に触れ、「介護・福祉人材バックアップ事業を道の責務として行っていく」と語った。交通確保条例を制定し、「鉄路を含めた物流を守り、一次産業の衰退も食い止めていく」とした。
「中央に物が言えない知事では困る。道民の命、暮らし、仕事を守るという知事が果たすべき役割を私に担わせてほしい」と支持を訴えた。
同日午後は幕別と音更の4カ所で演説し、午後6時半からは市内中心部の5番館ビル前で街頭大演説会を開く。街頭演説では石川香織衆院議員と、三津丈夫、池本柳次、小泉真志の3道議が交代で弁士を務めた。
(統一地方選取材班)