知事選、十勝の陣営も始動
任期満了に伴う道知事選が２３日に告示され、立候補を届け出た現職の鈴木直道氏（４２）、新人で元衆院議員の池田真紀氏（５０）の十勝管内の陣営も始動した。
鈴木氏の十勝と帯広の後援会が合同で設置した選対事務所（帯広市東２南１０）には、同日午前１０時から選対幹部ら１０人余りが集まり、初日の朝礼を行った。有塚利宣本部長（十勝地区農協組合長会会長）が「支持率の高さと選挙の戦いは違う。前回並みかそれ以上の結果を出すのが目標。十勝で圧倒的な票数で勝てるように懸命に活動したい」と訓示。鈴木氏が十勝入りする２４～２６日の遊説日程や、音更町内で２５日午後６時から開く総決起集会の確認などを行った。
立憲民主党道１１区総支部や連合北海道十勝地域協議会（連合十勝）、農民組織などでつくる十勝合同選挙対策本部（本部長・石川香織衆院議員）はポスター貼りなどの作業を開始した。
池田氏は２８日に石川氏や管内選出各道議とともに帯広、芽室、幕別、音更で街頭演説を予定。午後６時半からは市内の５番館ビル前で街頭大演説会を開く。十勝合選の三津丈夫副本部長（道議）は「道民に寄り添う道政に向け、みんなが池田氏になりきって支持を広げていく」と話した。
