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あす知事選告示 事実上の与野党激突の構図

 【札幌】統一地方選の火ぶたを切る道知事選(4月9日投開票)が23日、告示される。再選を目指す現職鈴木直道氏(42)=無所属、自民・公明・大地推薦、=のほか、新人で元衆院議員の池田真紀氏(50)=無所属、立民推薦、共産道委、社民道連支持=も出馬を予定。全国でも数少ない事実上の与野党対決の構図となる。人口減少対策やコロナ後を見据えた経済再生対策などで、論戦が交わされる見通しだ。

 鈴木氏は、「直向きに北海道を前へ」と題した公約を21日に発表。次世代半導体製造やデータセンターなど関連産業の集積を明記した。ゼロカーボン北海道では、新たな基金を創設し取り組みを加速するほか、地域おこし協力隊の定着などを支援するサポート窓口を設置する。 

 道政転換を訴える池田氏は、人の命や暮らし、人権を重視した公約を13日に発表。「誰ひとり置いてけぼりにしないあたたかい道政へ」をキャッチコピーに、差別や偏見をなくすことを目指した「人権条例」や道政課題に道民の意思を反映させる「道民投票条例」の常設を掲げた。

 鈴木氏は、告示後の24、25日に十勝入りし、帯広をはじめ上士幌や足寄、池田などに足を運ぶ予定。池田氏は27、28日に来勝。帯広、芽室、音更、幕別などで街宣活動を予定する。

 このほか、知事選には新人で岩見沢市の自営業、門別芳夫氏(61)が出馬する予定。新人で島根県出雲市の元会社員、三原大輔氏(48)も出馬を検討している。無所属で出馬を表明していた札幌市の個人投資家、通称みくま氏(35)、江別市の自営業和田貴志氏(52)は出馬を取りやめる意向。(沖田唯可)

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