披露宴でサプライズ点灯式 北海道ホテルのイルミネーション
帯広市内の北海道ホテル(西7南19)で19日、毎年恒例のイルミネーションの点灯が始まった。約2万個の発光ダイオード(LED)電球で、12メートルほどあるメインツリーのアカエゾマツやカエデを装飾し、付近をきらびやかに彩っている。
同ホテルで結婚披露宴を開いた広尾町の矢口勇己さん(36)、美里さん(34)夫妻が、ゲストに秘密でサプライズ点灯式を決行。カウントダウンとともに2人がスイッチを押すと、華やかなブルーとゴールドの電飾が木々にともり、会場内から大きな拍手が沸き起こった。
2人は「結婚式という舞台でもなかなかできない体験ができ、本当にうれしい。イルミネーションもきれいで、皆さんに喜んでいただけたようで良かった」と笑顔を浮かべ、勇己さんは「いつまでも明るく、温かな家庭を築いていきたい」と語った。
イルミネーションは来年3月中旬まで、毎日午後5時~午前0時に点灯予定。同ホテルの棟方慎二ブライダル支配人は「ぜひ一度、足を止めて楽しんでいただきたい」と話している。(山田夏航)