バレー・モルテン杯 全十勝小学生Bクラス大会
【豊頃】バレーボールの第28回モルテン杯全十勝小学生Bクラス(5年生以下)大会が1、2の両日、豊頃町総合体育館で行われた。女子の部決勝はR・Yスパークスが2-0で下音更ウイングスを破り、4年ぶりの優勝を飾った。混合の部は更別JVC、男子の部は帯広JJBが制した。(古川雄介)
エース大沢活躍 強敵下音更撃破 R・Yスパークス
女子のR・Yスパークスがエースの大沢菜月主将(5年)にボールを集めて得点を重ね、強敵の下音更を破った。大沢主将は「みんなでつないで、打ちやすいトスを上げてくれた」と仲間に感謝していた。
6年生が1人のため、十勝3位で道東大会(11月)出場権を獲得したAクラスとほぼ同じメンバー。決勝も高橋杏奈(4年)のサーブなどで勢いに乗ると、相手にリードを許さず勝ち切った。
夏休み中は体調不良のメンバーが続出してほぼ活動休止。「連絡を取り合いながら、家で自主練習してきた」と大沢主将。再開後もつなぎの練習に力を入れ、セッター以外の4年生もエースにチャンスボールを上げられるようになった。
西村高宏監督は「力のあるチームと対戦する時に、伸び伸びプレーできる。道東大会はまず1勝を目指したい」と、弾みのつく優勝に手応えを得ていた。
高めたサーブで鹿追にリベンジ 更別JVC
サーブがさえ渡った更別JVCが、Aクラス大会で敗れているライバル鹿追を下して混合の頂点に立った。村上璃安主将(5年)は「悔しい思いをしたので、今回は絶対勝ってリベンジするつもりだった」と声を弾ませた。
得点できるサーブを武器にするため、コースを狙う意識を植え付けてきた。短い時間内に集中して、精度の高いサーブを連続で成功させる練習に取り組んだ。決勝は村上主将や斗澤芽依(同)のサーブ得点で一気に流れをつかんだ。
「サーブと声がポイントだったが、主将を中心に勝ちたい気持ちをプレーで見せてくれた。伸びしろもたっぷりある」と本間夕稀監督。吸収力の早さを頼もしく感じていた。
【女子】
▽1回戦
R・Yスパークス 2-0 帯広大正ジュニア少
芽室少 2-0 足寄インフィニティ
豊頃ランバーズ 2-0 忠類少
大樹少 2-0 本別中央ジャンプ
下音更ウイングス 2-0 札内南少
▽2回戦
R・Yスパークス 2-0 士幌ユニバース
豊頃ランバーズ 2-0 芽室少
大樹少 2-0 白人シャイニング
下音更ウイングス 2-0 稲田JVCプリンセス
▽準決勝
R・Yスパークス 2(21-11 21-5)0 豊頃ランバーズ
下音更ウイングス 2(21-8 21-14)0 大樹少
▽3位決定戦
豊頃ランバーズ 2(21-12 21-8)0 大樹少
▽決勝
R・Yスパークス 2(21-14 21-11)0 下音更ウイングス
【男子】
▽決勝
帯広JJB 2(21-5 21-6)0 稲田JVC
【混合】
▽1回戦
帯広川西清川 2-0 芽室小
鹿追リトルバンビ 2-0 啓西少
木野東少 2-1 中札内スマイリー
更別JVC 2-0 広尾マリンJr.スポーツ少
▽準決勝
鹿追リトルバンビ 2(11-21 21-18 16-14)1 帯広川西清川
更別JVC 2(21-17 14-21 15-13)1 木野東少
▽決勝
更別JVC 2(21-14 21-19)0 鹿追リトルバンビ
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