藤丸に京の老舗ずらり 八ツ橋、工芸品 18日まで
京都の食と工芸の名店を集めた「京の老舗まつり」が13日、藤丸7階催し物会場で始まった。京の郷土料理から伝統工芸品まで、古都の名産品が来場客を楽しませている。18日まで。
44回目の今年は、常連の28店が出店。京都土産の定番「聖護院八ッ橋総本店」の八ツ橋や、慶事に家族で食べる郷土料理ばらずしの「とり松」、正絹(しょうけん、シルク)の帯揚げや着物の生地で作ったがま口財布などの小物を扱う「絞彩苑種田」など多彩な京の味と技がそろう。冷やして飲む「ひやし飴」(岩井製菓)など普段は見られない商品も並んでいる。
京の老舗まつりに毎年訪れるという音更の50代女性は「九条ねぎの卵焼きを毎年楽しみにしている。工芸品もきれいで、箸とこまを買った」と笑顔を見せていた。
午前10時~午後7時(最終日は午後5時まで)。(吉原慧)
藤丸に京の老舗ずらり 八ツ橋、工芸品 18日まで