管内GS、ガソリン8~10円程度値上げへ 6日以降 仕入れ価格上昇で
十勝管内のガソリンスタンド(GS)の多くが、6~8日にかけて、セルフ式のレギュラーガソリン価格を1リットル当たり8~10円程度値上げする見通しだ。会員価格で162~164円程度となる見込み。帯広地方石油業協同組合によると、管内の多くのスタンドで値上げが行われるのは6月21日以来3カ月ぶり。
ガソリン価格は7月以降、多少の上下はしたものの政府の補助金などもあり、GSの仕入れ価格は大きく変動していなかった。
ただ管内では、6月21日に170円を突破したレギュラーガソリンが価格競争などにより、週に2円ほどのペースで下がり、8月27日までに154円ほどとなっていた。だがここにきて、1日に仕入れ価格が一気に4円ほど上がったことなどで、値上げの見通しとなった。関係者は「円安やウクライナ侵攻など、価格変動の要因が多く、今後の見通しが立てにくい」と話している。(吉原慧)
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