フードバレーとかちマラソン 3年ぶり開催へ 10月30日
新型コロナウイルスの影響で直近2年は中止されていた「フードバレーとかちマラソン」(実行委員会主催)が、3年ぶりに開催する方向で準備が進められている。20日に開かれた第1回実行委員会で開催日を10月30日とし、直近の2019年大会と同じコースで実施することを決めた。
8回目の開催となった19年大会には、管内外から過去最多の5514人が参加した。しかし、20年、21年はコロナ禍のためスマートフォンアプリを活用したオンライン方式で実施した。
今大会の実行委員長には、昨年に引き続き野村勉氏(十勝陸上競技協会副会長)を選出した。道内他大会、帯広市内のイベントの開催状況を踏まえ、6月上旬の次回会議で開催可否について一定の判断をする。
エントリー期間は、7月20日~9月16日の予定。種目はハーフマラソン、5キロ、2・5キロ。昨年から計画していた車いす部門を新設し、0・75キロでプレ開催する。
ハーフマラソンは藤丸前をスタートし、白樺通を通り帯広の森へ向かい、陸上自衛隊帯広駐屯地敷地内を抜けて緑ケ丘公園沿いを走り、中央公園でゴールする。
新型コロナウイルス感染対策として、ハーフマラソンのスタートは2回に分け、15分程度の間隔を空ける。中央公園での飲食の提供は行わない。
エントリー期間に合わせて、大会の受け付けやコースの沿道整理などに携わるボランティアスタッフを約600人募集する。
野村実行委員長は「今年はコースで実走できる形での大会に進めていきたい」と話した。(大海雪乃)