おびひろ動物園でジバサンダーが犯罪被害防止の啓発活動
おびひろ動物園で14日、帯広市のローカルヒーロー「雷炎の化神 ジバサンダー」による犯罪被害防止を訴えるヒーローショーが披露された。
ジバサンダーは2014年から市のまちおこしに取り組み、食育の推進や治安維持などをヒーローショーで発信している。この日は帯広署の要請に応じて参上した。
あいにくの雨模様となったが、親子連れなど約30人が集まった。ショーでは敵役の「クワズキラー」とその部下「チラカァース」が観客の親子を攻撃。そこにジバサンダーが助けに現れると、敵役の怖さに泣き出した子どもたちも「がんばれ、ジバサンダー!」と必死に声を振り絞って応援した。ジバサンダーは、「クワズキラーのような危ない人に出くわしたら『いかのおすし』の合言葉(防犯標語)を思い出して」と訴えた。
親子で熱心にショーを見ていた渡部健太くん(8)は「かっこよかった。いかのおすしも守る」と話し、啓発は効果てきめんだった様子。これからも同署とジバサンダーは、共に町の安全を守っていく-。(山田夏航)