サケの三枚下ろしに挑戦 浦幌小6年生
【浦幌】浦幌小学校(横山利幸校長)の6年生を対象とした「サケのさばき方教室」が12日、町内の厚内公民館前の野外テントで開かれた。児童32人が参加し、同日に水揚げされた秋サケの“三枚下ろし”に挑戦した。
ふるさと学習の一環で、町内の七協水産の八木忠宏代表と漁業者3人、大津漁協女性部厚内支部と厚内市街婦人部の計12人が指導に協力。八木代表は「命をいただいていることに感謝して料理を」と説明し、包丁の使い方を説明しながらサケのさばき方を実演した。
児童は8班に分かれ、包丁を慎重に扱いながらサケをさばいた。その後、「秋アジ汁」を味わいながらふるさとの海の豊かさを感じた。各班は「さばき方が分かって楽しかった」「骨が硬かった」などと感想を発表し、児童を代表して坂下香里奈さん(11)が「サケのさばき方を教えてくれてありがとうございました」とお礼を述べた。
また、同日午前4時の出漁から網起こし、選別、出荷までの様子の映像も鑑賞した。(円子紳一通信員)