VRと生演奏 HIPSTERが24日に音楽イベント
インターネット上の仮想現実(VR)と実店舗での生演奏を組み合わせたイベント「リアル×バーチャル・おとあそびえんと」が、帯広市内のHIPSTER(西2南10、伊藤拓郎代表)で開かれる。24日午後9時から実験営業を行った後、7月16日から定期開催を目指す。
新型コロナウイルスの感染拡大で音楽愛好家らの活動の場が激減する中、機会の創出と感染対策ガイドラインに沿ったイベントスタイルの提案が目的。
十勝を中心に活動するピアノパフォーマーで、VR空間を担当するアンビエントフロー・くうさん(音更)と伊藤代表の企画で、密を避けながらでも楽しみを提供できるイベントとして定期的に開催し、集客に結び付ける。
イベントは、くうさんがVRプラットフォーム「VRChat」上の演奏参加開放型BAR「Spot Light Talks」を通じ、同店のモニター画面に出演。店側と連携し、来店客に参加を募るなどして演奏セッションを展開する。VR空間をくうさんのユーチューブチャンネル「Ambientflow」で、店内の様子を伊藤代表の同チャンネル「HIPSTER Tribute to Mr.Chabo」で配信する。
伊藤代表は「感染対策と飲食店営業を両立する新しいスタイルに挑戦したい。来店して感じてもらえれば」と話している。
営業は午後8時~午前2時。月曜定休。問い合わせは(0155・22・6187)へ。(石原秀樹通信員)