とかち熱中小学校が開校 初回はオンライン授業で
大人の学びの場「とかち熱中小学校」(校長・長澤秀行とかち財団理事長)の第8期の開校式が6日、帯広市内のかじのビルで行われた。新型コロナウイルス感染防止のため、オンラインを通じ、入学生約110人が授業を受けた。
経済や農業などさまざまなテーマを学ぶ熱中小は、大人が小学校時代に戻り、“7歳の心”で学ぶ。2015年に山形県高畠町で始まり、17年に更別村でも十勝さらべつ熱中小学校が開校した。今年4月から改称し、新たにスタートを切った。
第8期の入学生は、十勝を含む全国の約120人(うち新規は48人)。長澤校長は「これから活動の幅がどんどん広がるので期待してほしい」とあいさつした。新入生を代表し、帯広の工藤美佐さんと妹の越水久美さんがコント形式で「120人の仲間は心強い。ピュアな心で新しい知識を学びたい」と抱負を述べた。
この後、投資家で資産運用会社レオス・キャピタルワークス(東京)の藤野英人会長が講師として金融教育の必要性について語ったほか、北海道ホテルの林克彦社長と対談を行った。(高田晃太郎)