スカイアースがJ2秋田をPK戦の末、撃破 天皇杯サッカー1回戦
【秋田市】サッカーの天皇杯JFA第101回全日本選手権大会(日本サッカー協会など主催)は23日、秋田市のソユースタジアムなどで1回戦を行い、初出場の北海道十勝スカイアースが1-1で延長戦でも決着せずPK戦の末に9-8でJ2のブラウブリッツ秋田を下した。スカイアースが公式戦でJリーグチームを初めて下す歴史的勝利を遂げた。
前半36分にMF縄靖也が先制。後半16分に同点とされ、延長戦の30分でも決着がつかず、勝負はPK戦に。先行のスカイアースは9人連続でゴールを決め、秋田の9人目を途中出場のGK石川タデオが止めた。
地域リーグ(道リーグ)所属のスカイアースにとって秋田はJFL、J3を挟み3カテゴリー上のチーム。秋田は昨季のJ3で優勝し、今季のJ2で22チーム中9位(23日現在)につけている。スカイアースの長野聡監督は「最後まで走り抜くことができた。チーム全員が相手に臆することなく戦った」と勝因を挙げた。スカイアースは6月9日の2回戦でJ2磐田と静岡県磐田市のヤマハスタジアムで対戦する。(有岡志信、塩原真)
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