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ハウス内に青々としたホウレンソウ 音更で収穫終盤

ビニールハウスの中で青々と育ったホウレンソウ(21日午前10時20分ごろ、音更町下士幌。小山田竜士撮影)

 【音更】町内で春のホウレンソウの収穫が終盤を迎えている。ビニールハウス内で青々と育ったホウレンソウは一株ずつ丁寧に刈り取られ、道内各地に出荷されている。

 町下士幌の川端伸吾さん(37)=JA木野ホウレンソウ部会副部会長=はハウス4棟で栽培。3月中旬に種をまき、4月中旬から収穫を始めた。ハウス内では鎌で根元を刈り、専用のフィルムに包む作業が続けられている。

 今春は約4トンを出荷する予定。川端さんは「収穫は順調で、よい出来。新型コロナウイルスで大変な日々が続いている。ホウレンソウを食べて元気に過ごしてほしい」と話していた。

 ホウレンソウはJA木野を通じて、道内の市場を中心に出荷。町内のハピオ木野など管内のスーパーでも販売される。

 道内のホウレンソウの収穫量は4920トン(2018年産、道農政部まとめ)。JA木野の昨年の出荷量は約199トンで、10月ごろにも収穫される。(松岡秀宜)

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